9月17日(木) 15:05- E-2 Media & Contents
- バズるは正義か
- 「バズる」という言葉がマーケティング業界でバズってきました。しかし、そもそも「バズらせる」という言葉は本物のプロのマーケターは使っていないように思います。安易に「バズる」という思考と言葉を使わずに、しかし数々の具体的な意味のあるバズり事例を生み出してきた2人と、その本質を探るセッションです。「バズる」を徹底的に因数分解していきます。
Speaker
- 河合 辰信
- 有楽製菓株式会社
代表取締役社長 - 1982年生まれ、愛知県豊橋市出身。横浜国立大学大学院修了後、2007年シスコシステムズ合同会社入社、システムエンジニアとして大手製造業を担当。 2010年有楽製菓入社。入社後は工場勤務、商品開発を経てマーケティングの立ち上げや人事部の立ち上げに関わり、営業の統括も兼務。マーケティング部では、ブラックサンダーの義理チョコプロモーションやラップ動画などのプロモーション活動を牽引。 2018年2月に社長を引き継ぎ、3代目社長として3年目を迎えた。
- 木村 真琴
- 株式会社サンリオ
CMO マーケティング本部長 - P&G、ソニーマーケティング他にてブランドマネジメント・メディアプランニング・イベント企画・広告制作等を多岐にわたり経験後、2009年西友入社。KY(カカクヤスク)・バスプラ・PBみなさまのお墨付き・ど生鮮・プライスロック等を新たなブランド資産として確立。2016年2月、合同会社 西友 マーケティング本部バイスプレジデントに着任。2018年1月、株式会社サンリオに入社し、現在に至る。
聞き手
- 鹿毛 康司
- 株式会社かげこうじ事務所
兼 エステーCD - 31歳の時に海外でMBAを取得した。全てのビジネスに対応できると自信満々の私だったが、その後企業の不祥事対応を経験し「世の中は理論だけでは動いていない」というあたり前のことを痛いほど思い知らされる。言葉尻でなく「お客様に喜んでもらってはじめて企業は存続できる」ということを、消費者というお客様自身から厳しく教えられた。以降、徹底的に「消費者に向き合う顧客視点のマーケティングとコミュニケーションを貫く」ことこそが「売上と利益につながる」と確信し企業活動を支援している。 雪印乳業を経て2003年にエステー株式会社に宣伝責任者として入社。2011年震災直後の「ミゲル少年と西川貴教の消臭力CM」で社会現象を巻き起こすなど、同社を日本有数のコミュニケーション力ある企業へと導いた。同時にYou-tubeがまだ生まれていない2003年に動画配信、2006年ツイッター黎明期に「中の人」を始めるなど、その時代の新しいツールをとりいれマーケティング手法の開発もおこなってきた。執行役を経て2020年6月事務所を設立。 現在は、エステー㈱C Dの他、 グロービス経営大学院准教授、 日経クロストレンド アドバイザリーメンバー、 Ad-tech東京ボードメンバーなどを務める。第一線で活躍するトップマーケターと交流すると同時に、経済文化人トップにもインタビューをおこなうことで「今、通用する」マーケティングを探索し続けている。